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緩和ケアチーム
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がんの治療と並行して受けていただく医療です。

 がん患者さんやご家族には、病気に伴う痛みなどの身体のつらさ、病気を告げられたことや病気の進行を告げられたことに伴う気分の落ち込みや不安感といった気持ちのつらさ、生きている意味や価値についての疑問、療養場所や医療費、生活のことなど社会的なつらさなど、様々なつらさが重なり合って存在します。緩和ケアとは、生命をおびやかす疾患に伴うつらさを改善するための医療です。
 「がんの治療ができなくなってからはじめる医療」というのは誤解です。痛みなどの身体のつらさや、気分の落ち込みなどの気持ちのつらさは、がんと診断された時から存在することもしばしばあります。つらさを抱えたままでは、治療にも前向きになれません。がん診療連携拠点病院である当院は、主治医を中心とした治療チームと緩和ケアの専門チームが協働して患者さんが苦痛なく、前向きに治療を受けていただけるようサポートいたします。

   
様々な職種のスタッフがチームを組んで支えます。

  患者さん、ご家族の様々なつらさに対処するために、「緩和ケアチーム」というチームを組んで治療中の苦痛症状の緩和、治療が終わったあとの療養に関するアドバイス、地域に緩和ケアの正しい情報を普及させていくための教育活動を行なっています。
長崎市立市民病院緩和ケアチームは平成17年2月より活動を開始し、現在は下記のようなメンバーが参加しています。
・体の痛み、吐き気、息苦しさなどの苦痛症状を和らげる医師(麻酔科医2名)
・気持のつらさを和らげる医師(心療内科・精神科医1名)
・抗がん剤や放射線治療に専門的知識を持つがん治療医(内科1名、外科1名、放射線科1名)
・がん患者さんの看護を専門とする看護師(1名)
・痛み止めなどお薬のわかりやすい説明、飲みやすさの工夫などを行なう薬剤師(2名)
・退院後の療養先の情報提供や介護費用の相談などを受け付ける医療ソーシャルワーカー(3名)
・食べやすい食事の工夫を行なう栄養士(1名)
・退院に向けたリハビリを担当する理学療法士(1名)
 毎週水曜日の夕方に定期ミーティングを行なっていますが、このミーティングには地域で往診を行なっておられる在宅医や訪問看護ステーション、訪問薬剤師などの在宅スタッフも参加されており、在宅移行に向けてのアドバイスをいただいています。主治医の許可を得て在宅医療についてお聞きになりたい患者さん、ご家族のもとに赴いていただくこともできます。
緩和ケアチームの診療をご希望される場合は主治医、各病棟の担当看護師までご相談ください。

   
外来でのご相談もお受けします。

 平成20年4月より身体症状担当医(麻酔科)が診療を行うペインクリニック外来に緩和ケア内科外来を併設しました。緩和ケアチームで入院中にケアを提供していた方々だけでなく、地域の病院、診療所からのご紹介にも対応いたします。

担当医: 冨安志郎、橋口順康
診療曜日: 月、水、金
診療時間: 8:45~12:00(受付終了11:00)

   
緩和ケア普及のための地域プロジェクト

 当院は長崎市医師会の長崎がん相談支援センターを中心に行なわれている「緩和ケア普及のための地域プロジェクト(OPTIM)」に参加し、地域住民の方々すべてが質の高い緩和ケアをいつでもどこでも受けることができるよう地域の医療機関と連携を行っています。詳しくは当院地域医療連携室までお尋ねください。また下記URLにアクセスすると、取り組みをより詳細に知ることができます。一度覗いてみてください。

http://www.gankanwa.jp/index.html