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MRIとは磁気共鳴断層画像診断装置(Magnetic Resonance Imaging )の略です。
MRI検査はレントゲン写真やCT検査とは異なり放射線を使いませんので被爆の心配がありません。
その代わりに強い磁石と電波を使い、体の断層画像を作り出す装置です。人体を構成している分子の原子核に外部から電波を当てると、この原子核から微弱な信号が発生します。この信号を受信しコンピューターによってデジタル画像に再構成されます。この時、病気の部分と正常の部分の水素原子核のふるまいの違いをコンピュータが画像の白黒として認識します。これがMR画像の成り立ちです。また必要に応じて処理を加えるなどして診断に役立つ様々な画像が得られます。全身どこでも撮影できますが、特に、脳、脊髄・脊椎、関節、子宮や前立腺などの病気の診断に有用です。
MRI検査が必要になった場合は、主治医よりその旨伝えられます。その際に簡単な注意事項と検査を行う日を指定されます。
検査には特に準備は必要ありません。
ただし、検査内容によっては前日より食事制限がある場合があります。
*ペースメーカー、体内金属保持者(脳動脈クリップなど)、
また、妊娠中または可能性のあるの方は、主治医に必ず申し出るようにしてください。
(1)MRIは強い磁場(磁気)を使用するので、金属製品類を持ち込めません。(カード、カギ、時計、万年筆、ピアスなど) ロッカーを用意してますので、荷物はそこにいれて下さい。
(2)専用の検査着を着用して撮影室に入ります。
※お化粧は落として下さい。
(下着などに金属が使われている場合もはずしていただく場合があります。)
(3)MRIは強い磁場(磁気)を使用するので、装置のベッドに寝て撮像を行います。
撮影時間は検査内容によりますが約10~40分ほどです。
※検査は担当技師の指示に従って下さい。
※リラックスして動かないようにしてください。
(4)検査が始まると「コンコン、ガーガー」といった音がします。
(5)検査中は技師とマイクでコミュニケーションがとれますので、気分が悪くなったりしたらその旨を つたえてください。
(6)検査終了後は検査着から着替えて終了です。
(7)その主治医より検査結果の説明があります。
(検査結果がでるまでに1時間から数日かかります)
次のような方はMRI検査を受けられないことがあります。
※必ずスタッフに申し出てください
1.心臓ペースメーカーが留置されている方、人工内耳、人工中耳の方
2.血管へのステント置換術を8週間以内に受けられた方
3.古い人工心臓弁の手術を受けられている方
4.眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
5.チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
6.金属の義眼底の方
7.骨折によりボルト固定がされたままの方
8.入墨のある方
9.妊娠3ヶ月以内(または妊娠が疑わしい方)
※その他、不明な点は必ず担当技師に申し出て下さい。
頭部、特に眼の周辺の検査の場合に、お化粧を落としていただくことがあります。
コンタクトレンズは材質的に金属が使われている場合がありますのではずしてご来院いただくか、検査前にはずしていただきます。(簡易的な保存容器は用意してます)
ニコチンシールや、ニトロシールなどは担当技師にご相談ください。
お着替えについて
検査は検査着に着替えて行います(一部の検査を除きます)。下記のものは検査室への持込厳禁ですので注意をしてください。
不明な物は、担当技師にお知らせください。
| 眼鏡/ピアス・イアリング/ネックレス/ヘアピン/腕時計/鍵/入れ歯/携帯電話/磁気カード/エレキバン/使い捨てカイロなど |
CTはX線を被検者の周りから回転するように照射して人体の横断面(輪切り)を撮影する装置です。当院では高速な64列マルチスライスCTを導入していますので、全身を5~15秒程度で撮影できます。造影剤を静脈投与して血管を撮影するCTアンギオや3次元画像による手術計画なども行っています。高速撮影が可能なため、常に動いている心臓の冠動脈の描出などもできます。もちろん、放射線被ばくを最小限にしながら良好な画像が得られる様に工夫しています。
CT検査は各診療科から放射線科に依頼があり、適応を確認した場合のみ行われています。
また、すべてのCT検査は予約制ですが、緊急検査を常時行っています。
胸部CT検診(肺がん検診)
当院では、肺がん検診を実施しております。通常の胸部単純エックス線写真では発見されないような極小の肺がんもマルチスライスCTで撮影することにより、早期発見が可能となりました。撮影は、読影に支障がない程度に、電流を通常の1/4程度にし被ばく低減しています。検査も約5秒弱の息止め2回で終了します。一度検査を受けておくと大きな安心が得られます。これまでに、1165名の方が受診され40人弱の方が、肺がん、もしくは肺がん疑いと診断されています。これは胸部単純X線による検診にくらべると、はるかに高い検出率となっております。
検査の行い方と注意事項
1. まず、検査台(ベット)の上に、あお向きになって横たわります。検査台は撮影に合わせて自動的にゆっくり移動します。胸部や腹部、骨盤の検査では、撮影の間(10~30秒間)息を吸った状態で止めておくようにします。2. 検査に要する時間は、撮影部位や撮影枚数などによっても異なりますが、およそ5~15分程度です。また苦痛はありませんが、動かないようにする必要があります。乳幼児の場合は検査部位に関わらず眠らせた状態での検査になることがあります。
3. 頭部の場合はヘアーピン、頚部の場合は入れ歯などを外しておきます。またその他の部位においても撮影範囲内の金属類はすべて外してもらいます。いずれの場合も検査時に検査担当技師から指示があります。
4. 検査の内容によってヨード系の造影剤を注射しながら撮影する場合があります。その場合は検査が午前の場合は朝食を摂らないようにします。また、検査が午後の場合は当日の昼食を摂らないようにします。飲水は通常通りで結構です。
5. ヨードアレルギーの方は、造影検査はできません。
6. CT検査はエックス線(放射線)を使用する検査です。そのため妊娠可能年齢の女性に対しては必ず検査前に妊娠可能性の有無を確認します。もし妊娠の可能性があるようでしたら、検査は中止します。ご注意ください。
7. その他、特殊な検査の場合は上記以外の注意事項もあります。











