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放射線治療の実績
原発巣別新規患者数2008年1月1日~2008年12月31日まで放射線治療の原発巣別新規患者数
1、脳・脊髄腫瘍 2例2、頭頚部腫瘍 30例
3、食道癌 11例
4、肺・気管/縦隔腫瘍57例(うち肺癌56例)
5、乳癌 74例
6、肝・胆・膵癌 16例
7、胃・小腸・大腸・直腸がん 28例
8、婦人科腫瘍 16例
9、泌尿器系腫瘍 24例
10、造血器リンパ系腫瘍
11、皮膚・骨・軟部腫瘍 1例
12、その他(悪性腫瘍) 3例
13、良性疾患 2例
14、小児腫瘍 0例
放射線治療(緩和治療)の実患者数
1、脳転移 25例
2、骨転移 102部位58例
放射線治療実績
1、放射線治療全般1)新規放射線治療患者実人数(新患) 282名
2)放射線治療患者実人数(新患+再患) 343名
2、外部放射線治療
1)外部放射線治療をおこなった新規患者数(新患実人数) 271名
2)外部放射線治療をおこなった患者実人数(新患+再患) 331名
3、密封小線源治療
1)腔内照射をおこなった実人数 8名
2)組織内照射をおこなった実人数 0名
人体にX線を照射して写真を撮る検査です。
人体は骨、筋肉、軟部組織、脂肪、空気などで構成されており、組織によってX線の透過率が異なります。骨などはX線が透過しにくいため、写真上白くうつります。逆に空気などはX線が透過しやすいため、写真上黒くうつります。単純X線撮影は、人体を透過したX線の量を白黒の写真として表す検査です。
その名の通り、乳房のX線撮影のことです。乳房撮影専用の装置を使用し、乳がん精密検査のひとつの方法として用いられます。 乳房を圧迫板と呼ばれる板で乳房を挟み、乳房を薄く広げて撮影します。 乳房は主に乳腺(乳管や結合組織など)と脂肪で構成されています。 乳がんは乳腺から発生するため、乳腺がよく見える写真を撮る必要があります。 乳房を薄く広げることにより、乳腺を広げて分離させ、よく見えるようにしています。 撮影した写真を左右見比べて、左右で異なるところはないか、乳腺の構築が乱れているところはないか、 腫瘤や石灰化はないかなどをみています。
私たちの体を養うため、全身に血液が流れています、その血液が通る道を血管といいます。血管は単純写真(レントゲン)では見るとこが出来ませんが、造影剤を使えば見ることが可能となります。
血管造影は血管の中に1mm~2mm径程のカテーテルと呼ばれる細長いチューブを挿入し、目的の血管まで到達させます。そのカテーテルの中から、血管内に向けて造影剤を注入し、X線を使って連続的に血管の走行、形態、血液の流れの状態を1秒間に何枚ものスピードでX線写真を撮影します。、そして血管自身、あるいはそのまわりの臓器の病変を見つけることができます。また、このカテーテルから治療薬を入れたり、病変に栄養を与えている血管を詰めて病変を死滅させるといった治療も行いますし、血管の狭いところにバルーンカテーテルといって風船みたいに膨らむ特殊な管を挿入し、元の大きさまで拡げる治療も行います。風船だけでは、拡げきれない場合は、金属の管(ステント)をいれる場合もあります。
当院で行われている血管造影には主に腹部血管造影、心臓カテーテル検査があります。DSAという機器を使い骨、軟部組織を画像処理によって消去し目的とする血管像のみを抽出することができます。近年では診断のみのカテーテル検査のみならず、治療が主目的とされています。
胸腹部、骨盤部血管造影
悪性腫瘍に対する抗がん剤動注、消化管出血、血管奇形に対する動脈塞栓術など、全身に広く治療が行われています。
心臓カテーテル検査
循環器疾患(虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞など)に対して心臓カテーテル検査およびカテーテル治療(PCI)が行われています。当院では常時、急性心筋梗塞(AMI)等、心疾患に対する緊急治療体制を整えています。
超音波検査とは人の耳には聞こえない音を体の表面にあてて体内の臓器から反射してくる音を画像として表示する検査です。各臓器の形や組織の変化を見ることができます。
検査方法は、対象部位に専用のゼリーを塗り、プローブ(超音波を送受信する機器)を皮膚に密着し動かしていきます。腹部エコーの場合は深呼吸をしたり息をとめたりすることがあります。検査にかかる時間は範囲によって異なりますが15~30分程度です。超音波は身体に害を与えないので、繰り返し検査を受けても安全で手軽な検査です。
消化管造影検査とは、大きく分けて上部消化管造影検査(食道、胃、十二指腸、小腸)、下部消化管(大腸)造影検査(注腸検査)に分かれています。基本的にはどちらの検査も造影剤と空気を注入し、粘膜に付着した造影剤をX線透視装置により写し出す検査です。通常、造影剤はバリウムを使用します。
詳細は胃X線検査、注腸検査を参照下さい。
MRIとは磁気共鳴断層画像診断装置(Magnetic Resonance Imaging )の略です。
MRI検査はレントゲン写真やCT検査とは異なり放射線を使いませんので被爆の心配がありません。
その代わりに強い磁石と電波を使い、体の断層画像を作り出す装置です。人体を構成している分子の原子核に外部から電波を当てると、この原子核から微弱な信号が発生します。この信号を受信しコンピューターによってデジタル画像に再構成されます。この時、病気の部分と正常の部分の水素原子核のふるまいの違いをコンピュータが画像の白黒として認識します。これがMR画像の成り立ちです。また必要に応じて処理を加えるなどして診断に役立つ様々な画像が得られます。全身どこでも撮影できますが、特に、脳、脊髄・脊椎、関節、子宮や前立腺などの病気の診断に有用です。
MRI検査が必要になった場合は、主治医よりその旨伝えられます。その際に簡単な注意事項と検査を行う日を指定されます。
検査には特に準備は必要ありません。
ただし、検査内容によっては前日より食事制限がある場合があります。
*ペースメーカー、体内金属保持者(脳動脈クリップなど)、
また、妊娠中または可能性のあるの方は、主治医に必ず申し出るようにしてください。
(1)MRIは強い磁場(磁気)を使用するので、金属製品類を持ち込めません。(カード、カギ、時計、万年筆、ピアスなど) ロッカーを用意してますので、荷物はそこにいれて下さい。
(2)専用の検査着を着用して撮影室に入ります。
※お化粧は落として下さい。
(下着などに金属が使われている場合もはずしていただく場合があります。)
(3)MRIは強い磁場(磁気)を使用するので、装置のベッドに寝て撮像を行います。
撮影時間は検査内容によりますが約10~40分ほどです。
※検査は担当技師の指示に従って下さい。
※リラックスして動かないようにしてください。
(4)検査が始まると「コンコン、ガーガー」といった音がします。
(5)検査中は技師とマイクでコミュニケーションがとれますので、気分が悪くなったりしたらその旨を つたえてください。
(6)検査終了後は検査着から着替えて終了です。
(7)その主治医より検査結果の説明があります。
(検査結果がでるまでに1時間から数日かかります)
次のような方はMRI検査を受けられないことがあります。
※必ずスタッフに申し出てください
1.心臓ペースメーカーが留置されている方、人工内耳、人工中耳の方
2.血管へのステント置換術を8週間以内に受けられた方
3.古い人工心臓弁の手術を受けられている方
4.眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
5.チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
6.金属の義眼底の方
7.骨折によりボルト固定がされたままの方
8.入墨のある方
9.妊娠3ヶ月以内(または妊娠が疑わしい方)
※その他、不明な点は必ず担当技師に申し出て下さい。
頭部、特に眼の周辺の検査の場合に、お化粧を落としていただくことがあります。
コンタクトレンズは材質的に金属が使われている場合がありますのではずしてご来院いただくか、検査前にはずしていただきます。(簡易的な保存容器は用意してます)
ニコチンシールや、ニトロシールなどは担当技師にご相談ください。
お着替えについて
検査は検査着に着替えて行います(一部の検査を除きます)。下記のものは検査室への持込厳禁ですので注意をしてください。
不明な物は、担当技師にお知らせください。
| 眼鏡/ピアス・イアリング/ネックレス/ヘアピン/腕時計/鍵/入れ歯/携帯電話/磁気カード/エレキバン/使い捨てカイロなど |
CTはX線を被検者の周りから回転するように照射して人体の横断面(輪切り)を撮影する装置です。当院では高速な64列マルチスライスCTを導入していますので、全身を5~15秒程度で撮影できます。造影剤を静脈投与して血管を撮影するCTアンギオや3次元画像による手術計画なども行っています。高速撮影が可能なため、常に動いている心臓の冠動脈の描出などもできます。もちろん、放射線被ばくを最小限にしながら良好な画像が得られる様に工夫しています。
CT検査は各診療科から放射線科に依頼があり、適応を確認した場合のみ行われています。
また、すべてのCT検査は予約制ですが、緊急検査を常時行っています。
胸部CT検診(肺がん検診)
当院では、肺がん検診を実施しております。通常の胸部単純エックス線写真では発見されないような極小の肺がんもマルチスライスCTで撮影することにより、早期発見が可能となりました。撮影は、読影に支障がない程度に、電流を通常の1/4程度にし被ばく低減しています。検査も約5秒弱の息止め2回で終了します。一度検査を受けておくと大きな安心が得られます。これまでに、1165名の方が受診され40人弱の方が、肺がん、もしくは肺がん疑いと診断されています。これは胸部単純X線による検診にくらべると、はるかに高い検出率となっております。
検査の行い方と注意事項
1. まず、検査台(ベット)の上に、あお向きになって横たわります。検査台は撮影に合わせて自動的にゆっくり移動します。胸部や腹部、骨盤の検査では、撮影の間(10~30秒間)息を吸った状態で止めておくようにします。2. 検査に要する時間は、撮影部位や撮影枚数などによっても異なりますが、およそ5~15分程度です。また苦痛はありませんが、動かないようにする必要があります。乳幼児の場合は検査部位に関わらず眠らせた状態での検査になることがあります。
3. 頭部の場合はヘアーピン、頚部の場合は入れ歯などを外しておきます。またその他の部位においても撮影範囲内の金属類はすべて外してもらいます。いずれの場合も検査時に検査担当技師から指示があります。
4. 検査の内容によってヨード系の造影剤を注射しながら撮影する場合があります。その場合は検査が午前の場合は朝食を摂らないようにします。また、検査が午後の場合は当日の昼食を摂らないようにします。飲水は通常通りで結構です。
5. ヨードアレルギーの方は、造影検査はできません。
6. CT検査はエックス線(放射線)を使用する検査です。そのため妊娠可能年齢の女性に対しては必ず検査前に妊娠可能性の有無を確認します。もし妊娠の可能性があるようでしたら、検査は中止します。ご注意ください。
7. その他、特殊な検査の場合は上記以外の注意事項もあります。
64列CTを使用する特徴としては?
目的
バリウムと発泡剤(胃が膨らむ薬)を飲用して、食道・胃・十二指腸などの消化管の粘膜の病変を見つけようとする検査です。検査の方法
1. 検査の5分前に、胃の動きや胃液分泌を抑制し、ぶれのないきれいな写真を撮影するために筋肉注射をします。2. バリウムはX線を透過させないので、写真には白く写ります。胃内腔の壁に凹みがあればバリウムは溜まるので白く写り、凸があれば、バリウムが壁にのらないで黒く写ります。このことによって、形や大きさ、病変などがわかります。同時に、食道および十二指腸などの撮影も行います。
3. バリウムを胃の壁にきれいに付着させるためと、いろいろな角度からくまなく胃を撮影するために、患者さんに右を向いたり、左を向いたり、回転したりして、体位変換をしていただきます。検査時間は人によって異なりますが、約10分程度です。
前処置(検査のために必要な準備事項)
• 検査前日の夕食は午後10時までにすませ、その後は食べないで下さい。飲水は当日早朝より飲まないで下さい。
注意事項
1. 心臓病や緑内障、前立腺肥大の疑いのある、もしくはそれらの病気にかかっている患者さんは事前に、医師または看護師に申し出てください。2. 妊娠のおそれのある方は検査できませんので申し出てください。
3. 検査当日は絶飲食(ガムや飴、タバコもダメ )してください。(ただし、医師からの処方された血圧、心臓、喘息などのお薬はのんでください。)
4. 検査中は、ゲップをできるだけ我慢してください。(空気で膨らんだ胃がしぼんできれいな写真が撮影できなくなります)
5. 検査後は下剤を飲用し、普段より多めに水分をとってください。
RIとはラジオアイソトープ(radioisotope:RI)の略で放射性同位元素のことです。RI検査は、微量の放射性同位元素(RI)を体内に静脈注射等で投与し、放射性同位元素(RI)が発する微量の放射線の動態を体外からガンマカメラ装置で撮影する検査です。転移性骨腫瘍の検出、脳や心筋の血流検査、腎機能検査、甲状腺検査、リンパ節検査など多種多様の検査があり、目的に応じて様々なRIを使い分けます。
目的
大腸の炎症性の病気(腸のただれ、きず)、大腸ポリープ、大腸がん、その他をX線写真により診断します。大腸はそのままでは写真に写りませんので、造影剤(バリウム)を肛門から大腸に入れて大腸がよく見えるようにしてから写真をとります。この検査では便が残っているとバリウムが奥まで入らなかったり、便と病変の区別ができなくなります。大腸の中に便を残さないようにするために、検査前日から簡単な食事制限をしたり、下剤を飲んでいただきます。
前処置(検査のために必要な準備事項)
● 検査前日、検査当日の前処置があります。● 詳細は予約表に明記されています。
● 前処置通りに準備ができなかった方や、薬を服用しても水のような便にならなかった方は、検査が受けられないことがありますので、当日必ず申し出てください。
検査の方法
肛門からバリウムを注入して病変を見つけようとする検査です。X線テレビ台の上に横になり、肛門に細いゴムのチューブを約3センチメートルほど挿入します。このチューブから、バリウムを約300CC注入し、次に空気を注入して腸管を膨らませます。そして、バリウムを腸管の隅々まできれいに付着させてからX線写真を撮影します。腸管は、長く複雑な走行をしているので、バリウムを奥まで移動させるためと、いろいろな角度で腸管を撮影するために、患者さんに体位変換をしていただきます。検査の所要時間は約15~20分程度です。
検査の前に、大腸の動きを抑え、ぶれのないきれいな写真を撮影するために、注射をします。
検査終了後、トイレに行ってバリウムと空気を排泄していただきます。もしそのときに排泄されなくても数時間後には排泄されます。(個人差はあります)
注意事項
● 心臓病や緑内障、前立腺肥大の疑いのある、もしくはそれらの病気にかかっている患者さんは、事前に医師に相談してください。● 妊娠のおそれのある方は検査できませんので、申し出てください。
放射線部は、福田俊夫放射線部長を筆頭に、本村技師長、大久保看護師長をはじめ放射線医4名、放射線技師11名、看護師5名、内視鏡看護師3名、受付5名が在籍しています。放射線科医師、看護師、放射線技師は、互いに協力しあいながらCT(40~55人/日)、MRI(15~24人/日)、RI、血管撮影、超音波検査、内視鏡検査(胃カメラ、大腸ファイバー、ERCP)、胃透視、注腸検査、放射線治療などの幅広い領域で奮闘しています。放射線に携わる医療人としての課題を認識しながら常に患者の皆様中心の診療)に努めています。
当院ではFPD(フラットパネル)装置を導入し、積極的に被曝線量の軽減を実践しています。これは一般撮影装置では、従来のCR装置に比べ半分以下の線量にて撮影可能です。また平成20年10月に導入した血管撮影装置においては、パルス透視(15~20F/s)、低レート動画撮影(15F/s)を併用することにより、従来のI.I装置に比べ1/4以下の被曝量(当院比)を実現しています。また非侵襲的な心臓CT検査も積極的に行なっています。通常CT検査が忙しく週に3~6件程度しか行ってませんが、良好な画像が得られるように日々奮闘中です。
病院オーダリングシステム、RIS(放射線部門情報システム),PACS(放射線部医用画像システム)の3つをネットワークで結ぶことにより、検査の効率化を実践し、即日検査、所見作成に対応しています。
各人が認定取得を目指し放射線科専門医、マンモグラフィー検診読影医、IVR専門医、放射線治療専門医、医学物理士3名、マンモグラフィー検診認定技師、第1種放射線取扱主任者2名、放射線機器管理士、放射線管理士、医用画像情報管理士、医療情報技師などの資格を取得し最先端の医療技術に対応できるよう医療人としてのスキルアップを図っています。
スタッフ
放射線科専門医師 3名放射線治療専門医師 1名
放射線技師 11名
看護師 5名
医療補助員 5名
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 胃腸透視 | |||||
| 超音波 | |||||
| CT | |||||
| 放射線治療 | |||||
| MRI・ 一般読影 |
福田 俊夫 |
福田 俊夫 |
|||
| 血管造影 | 井手口怜子 |
| 診断装置 |
|---|
| 一般撮影装置(胸部・骨など) X線TV装置(DR1/I.I 1) CT装置(64列 1/4列 1) MR装置(1.5T強度 1) 血管造影装置(FPD 1)1台にて併用 乳房撮影装置 超音波 ガンマカメラ装置(RI) |
| 治療装置 |
| リニアック(10MV X線・電子線/4MV X線) 腔内治療装置(ラルストロン) |
検査件数および治療件数(平成22年度)
※単位:件
| 入院 | 外来 | 計 | |
|---|---|---|---|
| 一般撮影(単純) | 11,061 | 25,208 | 37,359 |
| 一般造影 | 834 | 777 | 1,611 |
| 血管造影 | 489 | 28 | 618 |
| 心カテ | 777 | 106 | 883 |
| X線CT | 2,928 | 8,030 | 10,958 |
| MRI | 838 | 2,931 | 3,769 |
| 核医学検査 | 241 | 540 | 781 |
| 放射線治療 | 3,361 | 2,511 | 5,872 |












