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病理診断科
科のご紹介
病理診断とは?
患者さんの内視鏡検査(胃、大腸、気管支、膀胱など)時の生検や手術で摘出された臓器を肉眼と顕微鏡を用いて詳しく調べ、診断を行うことをいいます。これには、婦人科などで行われる細胞診も含まれます。提出された検体が、癌か癌でないのか、その病変の原因は何かなど、最も重要なことを「診断」するのが病理診断です。正しい病理診断があってこそ、正しい治療へ繋がるのです。その意味で病理診断科は診療科に属します。
病理診断科は、上に述べた病理診断を専門としており、長崎市立市民病院では、2009年1月5日から、「病理診断科」を標榜科に加えています。
2008年(平成20年)4月から診療報酬改訂により、それまでの「検査」から独立して「病理診断」として諸点数が記載されました。さらに平成22年度の改正で、病理診断料・判断料が引き上げられました。病理診断の価値が認められたものと考えます。
スタッフ
病理医:専任1名(病理専門医、細胞診専門医)応援医:大学から2名(病理専門医、細胞診専門医)、週2回(水、金)
検査技師:3名(細胞検査士)。検査部所属。
業務
基本的業務として、毎日の生検、手術標本に対して、病理診断(年間約4000件)、細胞診断(年間約5000件)を行っています。手術中に病理診断を行う術中迅速組織診、術中迅速細胞診も毎日のように行なわれています。手術標本の病理学的評価は今後の治療方針の継続、変更にも関わります。外来で甲状腺、乳腺などの穿刺吸引細胞診も病理診断科の仕事です。診断の正確さはもちろん、できるだけ早い報告を行い、患者さんの治療に役立つよう心がけています。病理診断の補助となる免疫染色には、自動免疫染色装置を導入し、染色の均一化、効率化を行い、日常の診断に役立てています。
院内で、御不幸にも亡くなられた患者さんには、御遺族の御承諾の下、病理解剖(剖検)を行います。病理解剖診断は、主治医に対して報告しています。病理解剖は年間20例前後あります。
長崎市立市民病院は、地域がん診療連携拠点病院で、がん登録は必須です。このため病理診断報告は有力な資料となり、当科はがん登録にも貢献しています。また臨床研修指定病院ですので、研修医への病理解剖検討会(CPC)の開催・指導、症例検討カンファレンスの開催も行っています。
まだ計画中ですが、病理外来を行うことを考えています。予約制で、希望する患者さんに病理診断の説明を行い、参考にしていただく予定です。
難解な症例、稀な症例については、専門家にコンサルテーション(相談に対する助言、指導)を依頼し、診断の精度管理を行っています。また関連学会にも極力参加、発表し、知識の更新に努めています。
院内及び院外の患者さんのセカンドオピニオンは以前より受け付けています。セカンドオピニオンの詳しいことは、長崎市立市民病院のホームページをご参照ください。
以上、簡単ではありますが、病理診断科の紹介をさせていただきました。病理という言葉は、一般の方々に少しずつ知られるようになりました。長崎市立市民病院に病理診断科があることを知っていただき、患者さんが、「自分の病理診断はどうだったのだろう?」と関心を持っていただければ、そしてさらに病理室へ足を運んでくださると幸いです。











