年間取り扱い検体数約4500検体について、専属の臨床検査技師2名で微生物検査を実施しています。
当微生物検査室のモットーとしては
- 臨床的に意義のある微生物検査
- 臨床に役立つ微生物検査
- 臨床から期待される微生物検査
でなければならないと考えています。
さらに診断・治療に直結し、迅速性、正確性に優れた検査成績を返却するには、臨床検査技師として日々知識および検査技術の研鑚に努め、感染症の変貌に敏感であること、および医師、看護師、その他医療スタッフとのコミュニケ-ションが重要であると考えています。また院内における菌の動向を最初に把握する立場にあることから、医師や院内感染対策委員会に情報や資料を提出することにより、院内感染が起きないよう常に監視を行なっています。
院内を清潔に保ち、患者の皆様が安心して外来治療や入院生活に専念できるよう、微生物検査を通じて院内感染の有無のチェックを行なっています。
1) 臨床細菌検査全般
一般細菌、抗酸菌、真菌における染色・分離培養・同定・薬剤感受性試験(微量液体希釈法)、β―ラクタマ-ゼテスト(ニトロセフィン法、アシドメトリ-法)、耐性菌の検出、血清学的試し凝集試験、サルモネラ相誘導試験、緑膿菌・ブドウ球菌型別試験、毒素産生試験など
2) 免疫学的検査
髄液中の抗原検出(髄膜炎菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌)、尿中の抗原検出(肺炎球菌、レジオネラ)、各種内因性真菌抗原検査、クラミジア・トラコマ-ティス抗原検出、ディフィシ-ルトキシン検出、マイコプラズマ抗体価測定など
3) ウイルス検査
インフルエンザウイルス抗原
4) 生化学的検査
エンドトキシン・グルカン定量
5) 分子生物学的検査
核酸ハイブリダイゼ-ション法による抗酸菌の同定
6)その他
a 栄養係職員の毎月の検便
b 透析液の検査
c 手術場滅菌水の検査
d ク-リングタワ-冷却水のレジオネラ検索
e 必要に応じ、院内各所の細菌検査 など
院内を清潔に保ち、患者の皆様が安心して外来治療や入院生活に専念できるよう、微生物検査を通じて院内感染の有無のチェックを行なっています。